「第7回 福祉車両寄贈式」を開催しました。
2025.09.26
9月23日、浜松市のスズキ歴史館において、「第7回 福祉車両寄贈式」を開催しました。
寄贈式では初めに、当財団の鈴木俊宏理事長が「福祉車両の寄贈を通じ、地域福祉を応援してまいります。」と挨拶しました。
次に、寄贈先30法人を代表し、社会福祉法人楽寿会 会長兼理事長 有馬良建様に目録を贈呈しました。

続いて、寄贈先30法人を代表し、3法人の代表者様にご挨拶いただきました。
社会福祉法人河津町社会福祉協議会 会長 菊池利定 様
河津町では高齢化率が43%を超えており、全国平均を大きく上回っています。また、公共交通の縮小化や介護サービスの担い手不足も深刻化しています。寄贈いただいた車両を大切に使用し、住み慣れた地域で安心して暮らし続けられる支援をしてまいります。
社会福祉法人明光会 理事長 寺田千尋 様
所有車両の老朽化により、安心して送迎や外出支援をすることは難しい状況でした。寄贈いただいた車両は、入居者様が社会とつながり、多様な経験ができるツールとして活用してまいります。
社会福祉法人行和会 理事長 猿原大和 様
浜松市でも高齢化が進み、中でも85歳以上の人口増加が問題視されております。医療や介護のニーズが高まる中で、寄贈車両は施設利用者様の送迎や買い物支援のため、大切に使用させていただきます。
最後に、寄贈先代表者の皆様と記念撮影を行いました。


一部の寄贈先へは、当日車両の引き渡しが行われ、車いす移動車の取扱い説明を熱心に聞かれている姿が印象的でした。
今回の寄贈により、静岡県内で活躍する鈴木道雄記念財団号は86台となりました。
これからも、鈴木道雄記念財団の寄贈車両が、地域の移動をより安全で快適なものにし、利用者の活動の幅を広げる一助となることを願っています!
