公益財団法人 鈴木道雄記念財団

文字サイズ

鈴木道雄の歩み

「第6回 福祉車両寄贈式」を開催しました。

2024.09.30

9月24日、浜松市のスズキ歴史館において、静岡県内の福祉車両寄贈先19法人を対象に「第6回 福祉車両寄贈式」を開催しました。

寄贈式では初めに、当財団の鈴木修理事長の代理として、スズキ株式会社 加藤祐輔常務より「施設を利用される方が増えている昨今、利用者様の生活機能の維持や向上だけでなく、精神的な支えとなるなど日々のご苦労も多いかと存じます。さらに、送迎時の交通安全や近年の感染症対策等、福祉以外にも配慮すべきことが増えている中、皆様の日々のたゆまない努力に感謝申し上げ、この車が皆様を応援する気持ちの表れとなれば幸いに存じます。」と理事長挨拶文が代読されました。

加藤常務2.jpg
次に、寄贈先19法人を代表し、社会福祉法人遠江学園 理事長 本間 惠美子様に目録が贈呈されました。

目録贈呈2.jpg

最後に、寄贈先19法人を代表し、4法人の代表者様にご挨拶いただきました。

社会福祉法人富岳会 富岳ダイヤモンドライフすその 施設長 山内 勇人様
「「施設を建設して10年が経ち、設備入れ替えが必要となってきましたが、多額の資金が必要であり、なかなか手が付けられない状況です。その中で、今回のような福祉車両の寄贈は大変ありがたく、励みになります。」
富岳会.jpg

社会福祉法人正生会 理事長 石井 紀子様
「今回の寄贈施設名「特別養護老人ホームつばさ」には、『高齢者の方が自由に羽ばたけるように』という願いが込められています。今回の車両寄贈は、この願いの一助になると期待しています。」
寄贈先挨拶.jpg

社会福祉法人三幸会 理事長 竹村 寿文様
「福祉施設に車両を寄贈いただくことで、移動に支障がある施設利用者様に安心して外出できる環境を整えることができます。これは単なる物資の提供ではなく、多大な社会貢献だと感じています。福祉の業界を後ろからバックアップしていただき、本当にありがとうございます。」
寄贈先あいさつ.jpg

社会福祉法人菊水光明会 理事 光明学園 園長 杉山 壽一 様
「当施設で所有する車いす対応車両は大型車のみしかなく、軽自動車の福祉車両の導入を考えていました。今回の寄贈車両は軽自動車であるため、狭い道も運転しやすく、小さなクリニックの駐車場での乗り降りも楽になり、利用者の方の笑顔も増えると思います。」
菊水あいさつ.jpg

式典終了後は、各法人の代表者様全員に参加していただき、記念撮影を行いました。
集合写真.jpg

当財団は昨年、財団設立者でもある鈴木理事長よりスズキ株式の追加寄付を受け、昨年9台だった寄贈台数が今年は29台と大幅に増やすことができました。これにより寄贈先も静岡県だけでなく山梨県にも広げた為、鈴木道雄記念財団号が活躍する場も徐々に増えていきます。

静岡県内で活躍する56台の鈴木道雄記念財団号が、これからも施設を利用される方、その方々を支える家族の方、職員の方、皆さんの笑顔を乗せて走ってくれることを願っています。

一覧へ戻る